東京いい店やれる店

東京いい店やれる店

東京いい店やれる店


我々が求めているのは「うまい」店ではない、顔のいい足首の締まった女と「やれる」店だ、というコンセプトのバブル期業界ノリの傑作。コンセプト、タイトル、文体全てが「粋」という言葉につきる。私が一番好きなのは、寿司屋を紹介したこの一節。

「最後に、これは本書の趣旨からすればどうでもいいことではあるが、この店は味もいい。」